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和菓子のおはなし

和菓子のおはなし(材料の呼称)

餡(あん)
原材料名称
●小豆餡 小豆で作る餡
○しろ餡 白豆で作る餡。白いんげんで作るのが一般的だが、手亡や白小豆で作る場合も。
●うぐいす餡 青えんどうから作る餡
豆の状態による名称
●こし餡 豆の形を残さずに完全に裏ごししたもの。
●つぶし餡 豆の形をそのまま残したもの。小倉餡、つぶ餡という呼び方も。
砂糖の配合による名称
●生餡 糖分がまったく加えられていない餡
●並餡 生餡に糖分55〜60%加えた餡
●中割餡 生餡に糖分を70%加えた餡
○上割餡 生餡に糖分を75%以上加えた餡
●上新粉 うるち米を水洗いし、水切り、乾燥させて製粉したもの。団子・柏餅・草もちなどに使用。
●もち粉 もち米を水洗いし、脱水し、ロール製粉機で製粉し乾燥させたもの。
粉質により、羽二重粉、求肥粉と呼び分ける。

和菓子のおはなし(日本のお宝〜驚きの小豆パワー〜

☆なぜ今 豆なのか☆

  • 家庭料理から加工食品、外食へ
    昭和50年代、女性の社会進出の増加とあいまって加工食品の生産が拡大
    昭和60年代以降、バブル経済の中で飽食の時代を迎え成人病が増加。
    健康、安全志向が急速に高まる一方、子供や若い男女を中心に、コンビニや自動販売機でのスナック菓子や、清涼飲料水の飲食が増加。食生活上でいろいろな問題を投げかけている。
  • 戦後の栄養摂取量の変化
    豆類、炭水化物、魚、海藻中心から、油脂を多く使用した食品や肉類へ

    生活習慣病が増える
  • 赤と黒の時代
    小豆、黒豆、黒糖、黒ごま、赤ワイン、トマト、赤ピーマン、ブルーベリーなど、ミネラルやポリフェノールや食物繊維など現代人の不足するものがたくさん含まれている。

☆豆を代表する小豆☆

  • 食物繊維 →→ 生野菜より豆の方が多く含んでいる
    水溶性 → コレステロールや血糖値を下げる  余分な栄養素を取り込みすぎない
    不溶性 → 余分な物を包んで外へ一緒に出す---がん予防---からだの中から美しく
     (消化酵素で分解できないため)
  • 豆を炊いて食べる機会が減っている ・あんは栄養バランスが良く入っている事がすばらしい。
  • 豆の中のラフィノースは(人間の体が必要としないので分解されないが)お腹の中でビフィズス菌の栄養となり、その量を増やす。ヨーグルトは飲んでも腸の最後まで行かない
  • 豆=種である
    ツタンカーメンの墓から出てきた種が水に入れたら芽が出た
          ↓
    それ程生命力がある
  • 小豆は炭水化物を含む=燃えやすい ← 燃やしてくれるものが入っている
    B1はマッチ   酵素が必要  B2 B6
  • 小豆=北海道の作物=昼夜間温度差がある
    夜温が低いので呼吸量が少ない → たんぱく質、ミネラル、ビタミン、でんぷんが豊富になる
    北の光は紫外線が強い → 自分を守るためビタミンUができる → 抗酸化力が強い
  • おやつの役目
    すぐ働き出す 食べてすぐきく必要がある主食で不足しがちなものを取りたい
  • 小豆=あんこは、人々の心を豊かにする。
    今、注目の第七の栄養素!
    豆を毎日とって(40日は続ける事が大切)心身共に健康になりましょう。